政府のパブリッククラウド政策を受け、金融サービス省（DFS）は、より良いデジタルサービスを国民に提供するため、パブリッククラウドのオンデマンド可用性と高可用性の利点を活用し、「省庁間車両情報統合サービス」（https: //www.ecar.nat.gov.tw）を改良した。新バージョンのサービスサイトは2012年11月30日にオープンしており、各関係者はより頻繁に適用することができる。

前世代の「省庁間自動車情報統合サービス」は、同局が107年に環境部、経済部エネルギー局、交通部高速道路局、公共交通監督局と共同で構築したもので、輸入車の納税、確認、押印、免許取得の全過程と国産車の確認、押印のペーパーレスサービスを提供するほか、商用車の処理進捗状況の照会、輸入車納税試算、統計情報などの情報を提供する。 また、商用車の処理進捗状況の照会、輸入関税の試算、統計情報の提供なども行う。

C&SDはさらに、刷新されたウェブサイトはユーザーの視点から計画されたものであり、よりパーソナライズされたサービスやレスポンシブウェブページデザインにより、一般ユーザーのユーザーエクスペリエンスを向上させるものであると述べた。 好評を博している全件照会や輸入関税の試行の継続とは別に、新バージョンのポータルサイトには、SMSやEメールで案件の進捗状況を即座に通知する「プロアクティブ・ノーティフィケーション・サービス」、サービスを検索する時間を節約する「よく使う機能」メニュー設定、国民が車両番号情報を何度も入力する手間を省く「最近の問い合わせ記録」などが含まれている。

同局は、省庁間車両情報統合サービスは年間約130万台の輸入車と国産車にサービスを提供していることを強調し、新バージョンのサービスウェブサイトは国民のニーズをよりよく満たすだけでなく、公共クラウドリソースを組み合わせることでサービスの堅固性とシステムの安定性と安全性を高めており、今後も革新的な技術を導入してウェブサイトサービスを向上させ、国民により便利で質の高いサービス体験を提供していくとしている。

翻訳：田嶋 千宝乃 (Tashima Chihono)
Tel：+886-(2)8772-9411 
Email：chihono@cscpa.com.tw
引用元：財政部北區國稅局